鬱と向き合う、時に仕事を辞める勇気も

実体験を元に鬱の人、支える人の注意点を伝えたいと思います。

休めていますか?

うつ病」にとって一番大切な事、それは

休むという事

休むと言っても様々な休み方があります。

体を休める、心を休める。

仕事を休む、早く寝る、趣味に没頭する。

テレビを見て笑うのも良いでしょう。

ゲームをして現実を忘れるのも良いでしょう。

しかし、その先にある仕事に復帰すると言う目的を忘れる事はありません。

元々、考えすぎて嫌になり「うつ病」となってしまったのです。何も考えていない様で考えているという事が多くあると思います。

 

明日の出来事です。

「仕事を休職して休みなさい」

そう伝えられた時、あなたは何が浮かびますか?

「やっと休める」とホッとしますか?

「休んで何しようかな」ワクワクしますか?

鬱となった人が一番に思いつく事それは不安です。

恐らく鬱の人は納得できると思います。

休職が決まって私はよく言われていました。

「長期で休めるなんて羨ましい

確かに、通常の状態なら跳んで喜ぶことでしょう。

ですが、私は病気で休むのだという事を考えてくれない言葉は、思ったよりも多くの方に言われます。

「せっかくなんだからゆっくりと休めば良い」

嬉しい言葉、優しい言葉に聞こえますが社会人にはそう聞こえません。

特に「うつ病」になるほど悩んで考えてる人には、

「別に君が居なくても平気だから」

「君の穴埋めで苦労するのは俺達なんだからな」

その様な言葉が見え隠れしてしまうのです。

そんな事を考えて発言していないと思っても、頭の片隅ではその様に考えているのではないか?

そう勘ぐってしまうのです。

 

社会人となり、会社で働くという事はそのポジションを死守しなければならないと言う使命感が常に付いて回ります。

どんどん新入社員が入って来る、常に競争が発生している会社と言う戦場の中、休む事など許されるのでしょうか?

 

一度、事業主となって考えてみてください。

 

うつ病」で休職をしてしまった人を使い続けようと思えますか?

答えはNOでしょう。代わりに使える人を軸に考える事になると思います。

8時間で50%の仕事を熟す人。

8時間で85%の仕事を熟す人。

事業主のあなたならどちらを使いますか?

ましてや休職となり傷病手当を払うとします。

生産率0%の社員に十数万の給与を払う。

無駄なコストだと考えてしまっても仕方のない事なのかもしれません。

会社の命運が掛かっているのですから尚の事、事業主に妥協など許されないのです。

私も傷病手当を頂いていた時、言われました。

勤労、上司に

「何もしないでお金を貰っている事を忘れない様に、ゆっくり休んでくれ」

「復職したら恩返しするんだぞ、それまではゆっくり休めば良いから」

診察してもらっていた医者に

「休んで手当貰ってるなんておかしいと思うでしょ?良い会社じゃないか。だからしっかり休んで早く復職出来ると良いな」

似たような言葉を貰った方は沢山いると思います。

私は言いたい、

そんな風に言われて、ゆっくりと休めるわけないだろう?

家に居ても、好きな事をしても、寝ようとしていても、どんな時でも頭によぎる。

・早く復帰しなければ居場所がなくなる。

・俺は必要のない人間なんだ、俺の居場所など無い。

「休んでいいよ」=「君はもう必要ないよ」

同義語として使われている会社は多いと思います。

それが日本の社会と言うものだと私は理解しました。

会社の仲間と思っていた人も次第に離れていきます。

「俺が仕事で大変な思いをしているのに、なんで休んでいるあいつが同じように給与を貰ってやがるんだ?」そう考えて行くのでしょう。

私は、長い休職生活の果てに復職を果たしました。

戻ってきた職場に仲間など居ませんでした。

そこに居たのは只の他人だけです。

表向きは社交辞令で話すだけ、社会人の知り合いがいるだけです。

そんな状態に、耐えられるわけ無いでしょう?

 

こんにちわ、アナザーです。

私は休職を言い渡されて「自宅待機」で休もうとしました。この考え方は見事に失敗します。自宅にいると仕事の事を考えざるを得ないのです。これでは休めません。この経験から「温泉旅行」を強くお勧めしたいと思います。旅行なら何でもいいんですけどね。コロナが心配な方も多いと思いますので、ドライブだけでも十分です。大事なのは「普段の生活から外れる」と言う事では無いでしょうか?出来るだけ日常とは離れて、視野を広げてみてください。↓ 

日本は素晴らしい国だと思います。

しかし日本の社会は恐ろしい所でもあります。

耐えきれなくなった人はそのまま落ちるしかないのでしょうか?

生きて行く資格は無いのでしょうか?

私は問います。

私達を「うつ病」に追い込んだ、加害者の会社には御咎め無しで、なぜ苦しんでいる被害者がさらに苦しまなきゃいけないのでしょうか?

仕事を辞めたい、もう生きていたくない。

そう考えてる人は山ほどいらっしゃると思います。

私もその一人です。

仕事をしないのではなく、その仕事を続けたから病気になってしまった、既に限界を超えて戦い続けた人が溢した弱音を、加害者たちは嘲笑うのです。

「サボりたいだけ」「情けない」「根性なし」

悔しくてたまりません、、、

しかし仕事を辞めた今、人を傷つけるだけの言葉の中に違う気持ちが含まれているような気がしました。

次回は退職して見えてきた世界について話してみたいと思います。

当事苦しんでいたあの頃の私では見えなかった視点が浮き彫りになりました。

次回も読んで頂けたら嬉しく思います。

 

 

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鬱と向き合う

鬱になってしまった

その事実からは逃れられません。

では「うつ病」になってしまったらどうすれば良いのか?

それについて考えて行きたいと思います。

まず伝えたい事、

「何で解ってくれないんだ?」

その様に考えては駄目です。

前の記事で書いた通り、100%解る人はいません。

 

前回では周りの方がどう接していけば良いのかを書きました。

では「うつ病」となってしまった本人はどうすれば良いのか、どのように向き合っていけば良いのか、私が経験した中でどう感じていたのかを伝えたいと思います。

うつ病」とは、周りの方の補助を受けづらい病気です。

「根性がない」その一言で片づけられることが多いからです。

必ず一度は言われたことがあるでしょう、それは何故でしょうか?

「周りの人間も同じ環境で働いている」と言う理由から言われる事が多い様です。

私自身もお医者さんによく言われていました。

うつ病で1年半ほど病気休暇で休んだ後、リワークを得て復職を果たしましたが、職場環境は変わる事はありませんでした。

その為、すぐに同じ鬱状態に陥るのです。

 

突然ですが、「うつ病」の方や支えている方に質問です。

今、掛かっている病院は信頼できていますか?

私の掛かっていたお医者さんは、会社と病院が提携していて決められた曜日に会社の方に来て診断してくれると言う形で診察を受けていました。

「○○が辛いんです」私が伝えます。

すると「○○が辛いと言う意見はよく聞くね、でも周りの人も同じ環境で頑張ってるんだろ?じゃあ頑張らなきゃ」、殆どこのやり取りで終わります。

その言葉、「うつ病」の方を追い詰めているだけだと気付きませんか?

「○○のせいであの人も「うつ病」になってたな。最近多いんだよな。」

医者が笑って言う事でしょうか?

会社側に意見が言えないのは解っています。前回の産業医の方は会社側に意見をしたら飛ばされる事となったと本人から聞きました。

患者を護りたいのか、会社に従いたいのか一目瞭然ですよね。

「休まない様にしなきゃだめだぞ」この言葉も毎回聞きます。

追い込んでいるだけだと気付いてください。

私は伝えたい「休みたくなくても心が限界なんです」休まない様にしなきゃダメではなく、どうしたら休まずに済むのか、その答えを求めている事を知ってほしかった。

うつ病」の方に伝えたい事、覚えていて欲しい事

「あなたの苦しみを解ってくれる人など居ません」

私はあなたの苦しみを知っています、そのように言う方には注意してください。

信じすぎると必ず痛い目を見ます。

一度でも「解ってくれると思ったのに、何で解ってくれないんだ」

そう感じてしまうと、家族でも信じられなくなります。

100%の信頼を持つ人を作らないようにしてください。

あなたの事を必死に考えて支えている家族でもズレは必ずあります。

必死に病気と一緒に向き合ってくれている人ですらすれ違うのですから、お医者さんを信じ切る事が正解とは思えません。

精神疾患とは、外傷があるわけでもありません。レントゲンで目視できる様なものでもありません。医者の経験と知識、その時の気分次第でどの様にも出来る病気だという事を自覚してください。

以前、7人の医者の意見がすべて違ったという事をお伝えしたと思います。

同じ検査で全員違う意見だった、検査では数値で表させる項目もあった筈です。

それでも同じような意見では無かった。この事実から一人のお医者さんを100%信じて良いのか疑問に思えてきませんか?

何が正解なのか解らないですよね。

 

うつ病」になるとまともに仕事が出来ません、ですので金銭面に深刻な問題が発生してしまいます。その事から医者を変えると言う事が困難になるという事は解ります。

しかし、一人だけに聞き続けるのは危険の様な気がします。

もしも出来る事なら、他のお医者さんの意見も参考にして頂きたい。

無責任な事を伝えてしまって本当にごめんなさい。

でも、私は後悔しました、たからどうしても伝えておきたいのです。

 

支えながら頑張っている優しい方、そして鬱と向き合いながら必死に頑張っている方、私から聞きたい事があります。出来れば一度考えてみてください。

あなたは、

生きる為に仕事をしているんですか?

それとも、

仕事をするために生きているのですか?

疲れ切って休日は何もしたくない。

仕事から帰って来ても疲れて何もしたくない。

あなたの生きる目標を今一度見詰めなおしてみてください。

もしも、「なぜ生きているんだろう?」そう感じてしまったのなら、怖がらずに大切な人と話し合ってみてください。

ゆっくりと、ゆっくりとあなたの話をしてみてください。

聞いている方は、しっかりと最後まで聞いてあげてください。

途中で話しかけずに、最後までしっかり聞いてあげてください。

ここで間違えると、2度と話を聞けなくなる危険性があります。

私は2度失敗してしまい今を生きていますが、もしも失敗していなければこの記事を書く事すらできなかったことでしょう。

うつ病」のあなたは、ゆっくりと話をしてください。

「支える」あなたは、しっかりと聞いてあげてください。

ずっと抱え込んでいた筈の自分の辛さを全て話そうとしている時、「うつ病」となった方は「もう限界」の時だという事を知っていて下さい、お願いします。

 


 

 

外部の力を借りてみる

今回は少し趣向を変えてみたいと思います。

私がうつ病」になってから数年間悩んでいた事を思い出しながら広告を貼ってみようと思ったので作成した記事です。

その為、広告が多めに設定してあります。

記事だけが読みたいと言う方は飛ばしても大丈夫です。

私は「うつ病」を発病して、その反動で「無呼吸症候群」になり「過眠症」を発症してしまいました。

そして、大手製造会社を退職する事となりました。

仕事では職場環境にどうしても順応できず、変えて欲しいと何度もお願いしたのですが、「その職場で続けるか、辞めるかどっちかしかないね」と言う選択肢の中「退職」と言う苦渋の決断を下して今に至ります。その辺の詳しいお話はまた記事で紹介するとして、そこまで追いつめられる前に何か対策が出来なかったか?と無職となった今でも後悔しています。

だからこそ、このような形で発信したいと思ったのです。

この記事で書いた「悩み」は後々の記事でも書こうと思いますので、広告や商品に興味はないと言う方は安心して飛ばして下さい。

 

うつ病」となって私が実際に「悩んで」いた事を伝えつつ、一緒に解決策を考えていけたら嬉しく思います。

悩み一つ一つに対する対策を外部の力で解決出来るかも知れない。

そんな希望を元に記事を書いてみました。

私自身、試したことがない物もありますが、「こんな物があったのか」と感じた物を中心に紹介していき、少しでも皆様のお力に慣れたら嬉しく思います。

より良い物を紹介して一緒に「うつ病」と向き合えて行けたらいいなぁ~と安易に考えていたりもします。

私もどうやったら力になれるのか考えて頑張ってみますので、どうぞ暖かく見守ってやって下さい。 

 

・体の不調、常にある疲労

「うつ症状」は疲れた時に出やすい感じていました。

ですので、私はコンビニで栄養ドリンクを買って飲んでいた事が多かったです。

薬局で箱買いして、如何にタウリンが多く含まれているかばかりを見ながら徘徊していた過去がありました。ですので、疲労感に良さそうな商品を紹介したいと思います。

やっぱりシジミが良いかと思いました。

昔からよく聞きますしね、栄養ドリンクも効きましたが、シジミの味噌汁も疲れに効いていた気がします。これなら味噌汁を作らなくて良いし、シジミの苦みが苦手でも大丈夫な気がしたので紹介してみました。

サイトに飛んでみると、飲み会の疲れにって事が前面に出てきますが。「朝にシャキッと」と言う言葉に惹かれました。

やはり、朝に「うつ症状」が出やすく、「会社に行きたくない」となる事が殆どなんです。私は栄養ドリンクを飲んで「大丈夫だ、栄養ドリンク飲んだから」と言い聞かせて出社していました。ですので、朝にシャキッとしていると言う所は惹かれてしまいます。

 続いてこちら、 

やっぱりニンニクは効きそうなイメージです。

匂いが苦手と言う方もこれなら気にならずに飲める気がします。やはり仕事で大変なのは毎日の出社だと私は思いますので、朝起きて元気になれそうな商品は率先してご紹介したいと感じています。

うつ病」の朝の憂鬱感は計り知れません、そんな時少しでも元気だと「出社しようかな?」と言う前向きな気持ちにさせてくれます。

 これも同じ会社の商品ですが、値段が少し高めでした。

何が違うのか調べてみました所、値段の高い方は「すっぽんの酢卵」が入っているみたいで効力が強いと言う説明が書いてありました。

通常ユ〇ケルと黄帝液みたいな感じでしょうか?

試してみたい所ですが、無職の私には手が出ませんでした。誠に申し訳ありません。

 

結構な文字数になって来ましたので今回は次をラストとさせて頂きたいと思います。

次は疲れもそうなのですが、ついでにもう一つの悩みも考えて選んだ商品になります。

カテゴリー的には精力剤となるのかな?

うつ病」になると、夫婦の営みが完全にストップします。

私もそうでした、そうなると夫婦間に微妙な空気が流れます。

何故止まってしまうのか、それは「うつ病」特有の不安から来ていると私は感じていました。

前の記事で就寝の事に少しだけ触れました。

不安で眠れなくなる、思考のループにハマって不安になり眠れないから疲れが取れない。

でも「夫婦で仲良くしたい」この気持ちは確かにあります。しかし、不安が勝ってしまうのです

何故なら、「少しでも体力を残していないと明日が辛い」この事に繋がってしまうからです。私はそうでした、だから誘われても「疲れているから」と断って来たのです。

既に脳が疲れてボロボロになっていて、少しでも休まないと明日の仕事に行けなくなると言う不安がもの凄い勢いで襲ってくるのです。

そんな事を避ける為、この商品を紹介してみました。

正直に言いますと、なんか怪しいと感じましたが、サイトを読んでいると成分的にぴったしだなと思える事に気が付きました。

仕事を辞めていなければ、1年前に気付いていれば、多分買っていました。30日間お試しっぽいサービスもありますしね。何事も試してみないと解りませんので、もっと早くに出会ってみたかったと思った商品になります。

成分を見て調べてみました。

どちらかと言うとやはり精力剤に近いと思います。

でもとても大切な事だと思います、夫婦間の空気がイマイチだと気持ちも落ち込んでいきますし、実際に喧嘩になった事もあります。

そう考えると、この商品なら朝も元気になりそうだし良い商品じゃないかな?と感じました。

 

今回は主に「疲れ」をメインに考えて紹介させて頂きました。

私と同じ悩みを持っている方に、こんな考え方もあるんだなと感じてもらえると嬉しく思います。

うつ病」のまま会社に行ってボロボロになってた頃はこんな事考えもしなかったので、、、

うつ病」の人を支える方もアプローチを変えて、外部の力を借りれるかどうか一緒に考えてみると良いかもしれませんね。

 

接し方を学ぶ

大切なのは「入り方」!

周りはどう接していけばいいのか

その事について伝えてみたいと思います。

 

大切な人が「うつ病」になってしまった、やってはいけない事とは?

大切な人が病気になってしまった時、あなたならどうしますか?

きっと必死に支えようとして下さる事でしょう。

風邪だったら、「今日はお風呂止めた方が良いよ?」「ご飯は食べれる?」「どんなご飯が食べたい?」「病院に行く?」様々なサポート方法があり、献身的な介護をしてくれると思います。

しかし、「うつ病」ではそれをしてはいけないのです。

前回の記事で、「思考の海に呑まれている」と書かせて頂きました。

うつ状態」の方に質問をしてはいけないのではないか?私はそう思います。

実際に、私も「うつ状態」に陥り家族に心配を掛けてしまいました。

地元の県内で有名な精神病院にも通わせて頂きました。

しかし、「入り方」を間違えると、取り返しのつかない事となります。

大切な事だと思いますので、気を付けて頂きたいと思います。

「入り方」と書かせて頂きましたが、その日その日での「うつ状態」の方と接する時の「入り方」ですので、今までサポートを続けてきた方もご安心ください。

では、具体的にどう接していけば良いのかをお伝えしたいと思います。

 

まず大事なことは、「状態を把握」する事です。

状態を知る為の方法の一つとして、

「眼を見る事」が挙げられます。

鬱を持つ方は感情の起伏が非常に激しく、著しく変化します。

大げさではなく、楽しそうに話していた瞬間、突然表情が消えるのです。

笑顔だった筈なのに、顔を逸らして戻したら表情が無くなっていた。

そんな状態に陥ってる場合があります。

1時間、、、30分、、、5分?

下手すると1分、1秒で表情が変化します。

そんな方に毎日同じように接していては、どこかで地雷を踏んでしまうでしょう。

うつ病」を支えるという事はそう言う事です。

1秒、1秒、状態を確認しながら接する。

あなたには出来ますか?

さらに厄介な事は、「傷つかない為に演技をする」事があるのです。

病院で辛い事を伝えたとしましょう、その時に

「ただサボりたいだけでしょう?」

そう言われたと想像してください。

どれだけ辛かったか、

毎日の体の異常、酷いめまい

どうしても仕事に行けない心情、

自分なりに伝えようと努力します。

助けて欲しいから、、、

しかし、「うつ病」の私は思考が既に渋滞を起こしていて、上手く説明など出来ません。それでも伝えようと工夫して紙に箇条書きで書いてみたりと何とか伝えようとします。必死になって、辛い気持ちを押し殺して、どうして鬱になったかを考えて伝えようとします。そんな思いをしてまで頑張った人に対して、冷たい言葉が飛んできた。

その様な経験をした人は、次回から必ず「演技」をします。

それは自己防衛本能と呼んで良いのでは無いでしょうか?

自分の心を護る為、辛くても無意識に口角が上がるのです。

「平気だよ」と必死に自分を、周りを偽り続けます。

自分が傷つくだけじゃない、自分が辛いと知られてしまうと「支えている家族」も辛いんだって事を理解しているから、必死に演技をするんです。

しっかり眼を見てあげてください。

恐らく死んだ眼をしているでしょう、、、

 

こんにちわ、アナザーです。

うつ病」で一番の悩みと言えば「疲労感」です。

少しでも疲れをいやす為「質の良い睡眠」と手に入れましょう。

出来れば病院で睡眠導入剤を貰うのが良いと思いますが、病院に行くのが苦手、怖いと思っている方も多いと思います。まずは「睡眠」と言う事に重点を置いて疲れを癒す事に取り組んで観て下さい。↓

 

そんな病気、どうしようもないじゃないか。

隠しているんじゃ解らない、どうすればいいんだ?

そう思う方もいる事でしょう。

でもその考え方は間違いです。

どうしようもない状態、

それが「うつ病」なのです

では周りの人はどうすればいいか?

正解はありませんが支える方法はあります。

それが「状態を把握する」事に繋がるのです。

うつ状態」の時は眼を見ればある程度解ります。

まずは「うつ状態」の時と「正常」の時、その変化を把握してください。

そして「複数の答えがある質問」で聞く事は絶対にやめてください。

「今日は何が食べたい?」と言う質問を、

「今日は○○が美味しいから○○で良いかな?」

に変えてみて下さい。

 

「今日は何が食べたい?」この質問に対して「うつ病」の人は考えます。

どの答えが正解なのか?と。

質問をした人の真意を考え、最近食べた物、好きだと言っていた物を考えます。

「質問した人は今何が食べたいと思っているのか?」そこを追求しようとします。

考えた末に「○○が良い」と答えたとしましょう。

鬱の人は目の前の人の微妙な変化を見逃しません、少しでも躊躇いが見えると、「これは不正解だ」と考え、不正解の答えを導き出した自分を異常な程、責めてしまいます。

では「○○が美味しいから○○にしない?」と言う質問ならどうでしょうか。

この質問には既に「答え」が出ています。

ですので安心して答えられる事でしょう。

ここで得られる安心これこそが周囲の人が支えるべきポイントとなります。

うつ病」は日々、不安と戦っています。

家族を守る為にはどうすれば良いのか?

仕事に行きたくないけど行かなければいけない。

仕事にいっても必要とされない。

虐められる、逃げ出したい。

仕事を辞めると家族が路頭に迷う。

親になんて言われるか解らない。

そんな風に不安の嵐の中で苦しんでいる大切な人に安心を与えてあげて下さい。

それだけで救われた気持ちになるはずです。

 

支えて下さっている方にお聞きします。

うつ病」の人にいくつ質問をしましたか?

その答えについてあなたはどんな反応をしましたか?

ゆっくりと考えてあげてください。

急いでは駄目です、ゆっくりと考えてあげてください。

質問の仕方を変えるだけで苦しんでいるあなたの大切な人は、安心と言う幸せを感じる事が出来るのです。

 


 

抱え込む辛さ、話せない理由

よく、こんな事を言われます。

何かあったら話してほしい

支えようとしてくれる方は、尚の事そう言ってくれます。

何故なら誰よりも貴方の事を心配しているからです。

あなたもその事は理解している事でしょう。

でも、気付いてほしいのです。

話したくても話せないんです。

では、何故話せないのか、、、

数々の理由があるでしょう、ですので私の体験談を教えます。

この話を読んで、きっと笑う方もいらっしゃるでしょう。

実際に笑われた事もあります。

馬鹿にされた事も、貶された事もあります。

ですので本当は話したくないのですが、同じ苦しみを持つ方に「貴方だけじゃないよ、少なくとも私はあなたの苦しみを共感する事が出来るよ」と伝えたいのです。

 

話すと笑われる、貶される

先ほど書いた通り、本当に笑われるのです。

「鬱なんてサボりたいだけ」「根性なし」「情けない」そんな心無い言葉が簡単に飛んできます。

でも、仕方がない事なのかもしれません。

何故ならば、彼らは「うつ病」を知りません。

知らない病気を理解しろと言う方が間違っているのでは無いでしょうか?

しかし、知らないからと言う理由で人を傷つけて良いとは思えません。

でも、そんな思考の方はかなり多くいらっしゃいます。

あまり考えずに発言する方も多く見られます。

弱っている人を簡単に貶したり笑ったりする方に、うつ病の話をしても理解されるわけがありません。

更に酷い言葉を投げつけられる事でしょう。

だから私は「人の気持ちを考えられない可哀そうな人なんだ」と自分に言い聞かせて、早々にその場を離れるようにしています。

 

気合で何とかできるだろ?

これも非常によく言われる言葉です。

厄介なのは、味方だと思っていた人によく言われるという事です。

体育会系の人は特に言いますね、私もよく言われてました。

「薬なんて気合があれば必要ない」「気合で仕事に来い」「気合が足りないだけだ」職場に行けば毎日聞かされる言葉です。

そして、この言葉の厄介な所。

言った本人は大抵覚えていない

挨拶代わりに言うような感覚で吐き捨ててきます。

「おはよう、薬飲んでるって?そんなん気合で何とか出来るだろう?」まず朝の挨拶がこんな感じ。

恐らく悪気は無いのでしょう、自分の感覚で話している事なのですから。

しかし、「うつ状態」でその言葉を受け続けてしまうと、本当に飲まなくなるんです。

飲まなくなるとどうなるか、症状が悪化して手が付けられなくなります。

折角安定してきた精神状態も一気に振出しに戻ります。

そして、何故薬を飲まかったと問われます。

「気合で飲まない様にしろと言われました」正直に答えると何故か怒られます。

そして言った本人は「そんなこと言った?」と返してくるのです。

前回で説明した通り、「うつ状態」に陥ると自分で判断が出来なくなります。

そして何回も言われると、無条件で従ってしまうのです。

 

 こんにちわ、アナザーです。

少しでも「会社を辞めたい」と考えている人へ

今の辛い状況を日記にしてみてください。その積み重ねが次の道へと繋がる可能性があります。私は退職してから始めましたが、バックボーンが有ると無いとでは大違いだと思います。ここなら登録もブログ作成も無料で出来ますし、広告で少しの収入も得るチャンスがあります。スキルアップしたら今まで書いていた日記を記事にしたり出来ますのでお勧めです。もしも「自分に合わない」と思ったら放置すれば良いですので楽です。長文失礼しました。↓

 

強い脅迫観念に襲われる

鬱の人は日々思考の波と戦っています。そして疲弊しきっている事でしょう。

考えすぎて眠れない事が多いです。

明日の事を考えると辛い、よく聞きますよね。

「考えない様にしてればいい」と言われることもあるでしょう。

そこで、思考のコントロールが出来るのであれば薬は要りません。

コントロールが出来ない状態が続くからこそ、睡眠薬で眠ると言う選択肢が生まれる事を理解していただきたい。

前回で書いた通り、思考の波はどんな行動にも付いて回ります。

寝る事にすら数々の選択と行動、そして不安が付いてくるのです。

そして、脅迫観念に駆られるのです。

「早くな寝なくちゃ」「何故寝れないの?」「明日は朝からこんな仕事だろうか?」「失敗しないだろうか?」「アラームで起きられるかな?」「もうこんな時間だ、早く寝なきゃ」以降殆どループ状態に陥ります。

体は疲れています、脳もヘトヘトです、でも思考が止まってくれないのです。

息をするように不安要素が湧き出て来る、止められるわけがありません。

「明日が怖い」「言われた通りにしなきゃ」「怒られるかも」強烈な脅迫を日々受けている状態だという事を理解欲しいのです。

 

恐怖感が振り払えない

何をしても不安を感じてしまいます。

うつ病」の事を相談したらどんな気持ちになるんだろう?

信頼してる人に笑われたらどうしよう。

家族に否定されたらどうしよう。

話せない一番の理由がこれです。

怖いんです、、、

①、②、③、、この状況が積み重なって「うつ病」は強烈な恐怖を造り出します。

時間が進むにつれて、救いは家族しか居なくなって行きます。

その状態で、あなたなら話せますか?

もしも、否定されたら、、、唯一の味方が居なくなってしまったら、、、

その恐怖と思考の海の中で話す事など

殆ど不可能です。

中には素晴らしいお医者さんに出会い克服した方も多くいらっしゃると思います。

私は残念ながら出会えませんでした。

 

うつ病」で苦しみ続けている方には、「理解されない」と言う恐怖の中で震えている方が沢山いらっしゃるでしょう。

考える事が怖いから、どこにも行きたくない、何もしたくない。

そう考えてしまうのでしょう。

私はそうでした、そして今でも苦しんでいます。

 

まずは何でもいいので「鬱」を知ってください。

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うつ病の貴方と、支える人へ

初めに伝えたいことがあります。

うつ病」とは、誰にも分からない病気です。

見た事もない初めて食べた美味しい食事を、知り合いに伝えたい。

そんな時100%伝えることが出来ますか?

どんな味がしたのか、どんな色だったのか、伝えられる事は30%~60%と言ったところでしょうか?

実際に同じものを食べた時ですら共感は出来ますが、全く同じ感想を持つ共有は出来ないと思います。

その料理を食べた事も見た事もない人に全てを伝える事は不可能だと言えるでしょう。

うつ病」も同じ事が言えます。

例え専門のお医者さんでも「うつ病」になってしまったあなたの苦しみは絶対に理解など出来ません。

私は約2年半で3つの病院を渡り歩き、合計で7人のお医者さんにお世話になってきました。

不思議ですね、、、同じ検査をするのですが、皆さん違う意見を言います。

1人は言います。

「只サボりたいだけでしょ?」

1人は言います。

「重症です、直ちに休職してください」

 

7人が7人、同じ事は言いませんでした。

サボり、重度、軽度、投薬で大丈夫、通院しなきゃダメ、仕事を休みなさい、、、、

私は一体誰を信じれば良いのでしょうか?

うつ病」を経験し続けている私から伝えます。

うつ病」になると、自分では物事を判断できなくなります。

大切な人のアドバイスも時にはアドバイスに聞こえなくなる時もあります。

絶対に、、、「あなたが辛いのは解っている」と言わないでください。

同時に、、、「何で解ってくれないんだ」と思わないでください。

どれほど思っていても、どれほど愛していても、どれほど勉強しても、あなたの苦しみを100%共有する事は不可能なのです。

 

感情は常に上下しています。

嬉しい、悲しい、辛い、様々な感情が存在します。

うつ状態」に陥ると悲しい、辛い、ネガティブな感情が爆発してしまいます。

それなのに感情を外に出せないのです。

何故でしょうか?辛いのなら泣けばいいのに。

私の経験をお伝えします。

ある事ばかり考えて、その他に考えられなくなる。

泣く事も、笑う事も、何もかもしたく無くなります。

ただただ、何も考えずに居たいのに嫌な事ばかり考えてしまう。

何かをしようと考えると、どんなことでも悪い方向に考えてしまう。

その思考の海に飲み込まれてしまい、考える事に疲れてしまうのです。

 

こんにちわ、アナザーです。

とりあえず何でも考えてしまう、その対策として一つでも考えなくていい物を増やしてみてください。行動を日常化させれば考える必要が少なくなります。食事を毎日考えるのは非常に辛いと感じていましたので、食事改革を考えてみるのも良いかもしれません。私の妻も毎日献立考えるのしんどい、そう言ってましたし、手伝いで食事を作る時は結構悩んだものでした。外食に行くよりはリーズナブルだと思いますので検討して観ては如何でしょうか?近くのスーパーのお勤め品を狙うのも良いかもしれません。↓ 

 

どんな事でも考えてしまう?そんな事ってあるの?

そう思う方もいるでしょう。

私の場合での話です、実際に考えてしまった事を書きましょう。

「水を飲もう」この行動をしようとします。

・コップは「どこ」だ?

「取る時」落としたらどうしよう。

・しっかり「掴めば」大丈夫?

「蛇口から水を出す」時はどっちだっけ?

・水を「大量に出してしまったら」どうしよう。

「コップに注ぎ過ぎたら」どうしよう。

・お湯じゃないよね?

「氷は入れる?」

「持っていく」時に「溢したら」どうしよう。

私は、水を飲むと言う行動をする時に上記の事を一瞬で考えます。

お気づきになった方はいらっしゃいますか?

思考の中で行動・選択へと移ってしまう場所の色を変えてみました。

「取る時」「掴む」「水を出す」「大量に出した時の対処法」「注ぎ過ぎた時の対処法」「氷は入れるか」「持っていく」「溢してしまったら」、、、

水を飲む、その単純な行動の中でこれだけの選択や行動が生まれています。

その一つ一つに同じような工程が存在するのです。

「氷は入れるか?」

・どこにある?

「どうやって氷を移動」させる

・そもそも「氷が必要か?」

・・・

・・・・ここでも数々の選択肢、行動が生まれます。

うつ病」の時は全ての選択肢、行動で正解を見付けようと思考を張り巡らせるのです。

そして疲れて、、何もしたくない、何かすると考えてしまうから、、、

でも、仕事をしなければ、お金を稼がなければ、、、、

負のスパイラルの完成となります。

複雑な仕事となれば、その思考は一気に膨れ上がり、次第に心を崩壊させていくのです。

 

皆がそうだとは言いません。

うつ病」の私でもあなたの「うつ病」は理解できないでしょう。

リワークと言う施設をご存知ですか?

主に精神疾患等の理由で休職をした人に対する、職場復帰を目的としたリハビリプログラムとなります。

私はそこの通いました、そして私と同じく「うつ病」と診断された多くの方と時間を共にさせて頂きました。

リワークのプログラム内容はまた詳しく書いていきたいと思います。

そこで気付いたことが、同じうつ病は存在しないという事です。

病気となった経緯が似ていても、お互いに感じる感情の変化度合は違います。

全く同じ力で殴られても、痛みの感じ方が違う。

鍛えてる人と鍛えていない人、衝撃に備えた人と気付かずに殴られた人、、、

状況によってダメージは変化しますよね?

心も同じ、人それぞれの感受性は違うのです。

精神に受けたダメージは自分にしか分かりません。

自分の感情は、共感は出来ても共有は出来ないと感じました。

同じうつ病でも同じではない

会社の同僚が鬱になった、友達が鬱になった。

家族が鬱になってしまった。

焦らずに、まず状況を掴んで下さい。

今は話を聞くだけの時?アドバイスが欲しい時?

うつ病」の本人には何もできません、何もわかりません。助けてあげたいのならば、そう解釈して支えてください。

それが、うつ病という病気だからです。

 

お願いです、どんな形でも良い。

鬱を知ってください。

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