鬱と向き合う、時に仕事を辞める勇気も

実体験を元に鬱の人、支える人の注意点を伝えたいと思います。

抱え込む辛さ、話せない理由

よく、こんな事を言われます。

何かあったら話してほしい

支えようとしてくれる方は、尚の事そう言ってくれます。

何故なら誰よりも貴方の事を心配しているからです。

あなたもその事は理解している事でしょう。

でも、気付いてほしいのです。

話したくても話せないんです。

では、何故話せないのか、、、

数々の理由があるでしょう、ですので私の体験談を教えます。

この話を読んで、きっと笑う方もいらっしゃるでしょう。

実際に笑われた事もあります。

馬鹿にされた事も、貶された事もあります。

ですので本当は話したくないのですが、同じ苦しみを持つ方に「貴方だけじゃないよ、少なくとも私はあなたの苦しみを共感する事が出来るよ」と伝えたいのです。

 

話すと笑われる、貶される

先ほど書いた通り、本当に笑われるのです。

「鬱なんてサボりたいだけ」「根性なし」「情けない」そんな心無い言葉が簡単に飛んできます。

でも、仕方がない事なのかもしれません。

何故ならば、彼らは「うつ病」を知りません。

知らない病気を理解しろと言う方が間違っているのでは無いでしょうか?

しかし、知らないからと言う理由で人を傷つけて良いとは思えません。

でも、そんな思考の方はかなり多くいらっしゃいます。

あまり考えずに発言する方も多く見られます。

弱っている人を簡単に貶したり笑ったりする方に、うつ病の話をしても理解されるわけがありません。

更に酷い言葉を投げつけられる事でしょう。

だから私は「人の気持ちを考えられない可哀そうな人なんだ」と自分に言い聞かせて、早々にその場を離れるようにしています。

 

気合で何とかできるだろ?

これも非常によく言われる言葉です。

厄介なのは、味方だと思っていた人によく言われるという事です。

体育会系の人は特に言いますね、私もよく言われてました。

「薬なんて気合があれば必要ない」「気合で仕事に来い」「気合が足りないだけだ」職場に行けば毎日聞かされる言葉です。

そして、この言葉の厄介な所。

言った本人は大抵覚えていない

挨拶代わりに言うような感覚で吐き捨ててきます。

「おはよう、薬飲んでるって?そんなん気合で何とか出来るだろう?」まず朝の挨拶がこんな感じ。

恐らく悪気は無いのでしょう、自分の感覚で話している事なのですから。

しかし、「うつ状態」でその言葉を受け続けてしまうと、本当に飲まなくなるんです。

飲まなくなるとどうなるか、症状が悪化して手が付けられなくなります。

折角安定してきた精神状態も一気に振出しに戻ります。

そして、何故薬を飲まかったと問われます。

「気合で飲まない様にしろと言われました」正直に答えると何故か怒られます。

そして言った本人は「そんなこと言った?」と返してくるのです。

前回で説明した通り、「うつ状態」に陥ると自分で判断が出来なくなります。

そして何回も言われると、無条件で従ってしまうのです。

 

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強い脅迫観念に襲われる

鬱の人は日々思考の波と戦っています。そして疲弊しきっている事でしょう。

考えすぎて眠れない事が多いです。

明日の事を考えると辛い、よく聞きますよね。

「考えない様にしてればいい」と言われることもあるでしょう。

そこで、思考のコントロールが出来るのであれば薬は要りません。

コントロールが出来ない状態が続くからこそ、睡眠薬で眠ると言う選択肢が生まれる事を理解していただきたい。

前回で書いた通り、思考の波はどんな行動にも付いて回ります。

寝る事にすら数々の選択と行動、そして不安が付いてくるのです。

そして、脅迫観念に駆られるのです。

「早くな寝なくちゃ」「何故寝れないの?」「明日は朝からこんな仕事だろうか?」「失敗しないだろうか?」「アラームで起きられるかな?」「もうこんな時間だ、早く寝なきゃ」以降殆どループ状態に陥ります。

体は疲れています、脳もヘトヘトです、でも思考が止まってくれないのです。

息をするように不安要素が湧き出て来る、止められるわけがありません。

「明日が怖い」「言われた通りにしなきゃ」「怒られるかも」強烈な脅迫を日々受けている状態だという事を理解欲しいのです。

 

恐怖感が振り払えない

何をしても不安を感じてしまいます。

うつ病」の事を相談したらどんな気持ちになるんだろう?

信頼してる人に笑われたらどうしよう。

家族に否定されたらどうしよう。

話せない一番の理由がこれです。

怖いんです、、、

①、②、③、、この状況が積み重なって「うつ病」は強烈な恐怖を造り出します。

時間が進むにつれて、救いは家族しか居なくなって行きます。

その状態で、あなたなら話せますか?

もしも、否定されたら、、、唯一の味方が居なくなってしまったら、、、

その恐怖と思考の海の中で話す事など

殆ど不可能です。

中には素晴らしいお医者さんに出会い克服した方も多くいらっしゃると思います。

私は残念ながら出会えませんでした。

 

うつ病」で苦しみ続けている方には、「理解されない」と言う恐怖の中で震えている方が沢山いらっしゃるでしょう。

考える事が怖いから、どこにも行きたくない、何もしたくない。

そう考えてしまうのでしょう。

私はそうでした、そして今でも苦しんでいます。

 

まずは何でもいいので「鬱」を知ってください。

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