鬱と向き合う、時に仕事を辞める勇気も

実体験を元に鬱の人、支える人の注意点を伝えたいと思います。

リワーク支援、体験談

こんにちわ、アナザーです。

 今回はリワーク支援の内容についてご紹介したいと思います。

ここからは私自身が体験した話になります。

リワーク支援を受ける際に用意しておきたい物が幾つか、、、

 

①少し大きめの鞄

様々な講義資料が配布されます、大きさは基本的にA4サイズです。

数が多いのであまり小さな鞄だと持ち運びにかさばるかも知れません。

 

②資料をまとめるファイルを複数

リワーク支援の中で複数の講義が行われます。

リワークに提出するファイルは施設でファイルを用意してくれましたが、講義の参考資料などは自己管理となります。

講義に分けて保管できるようにファイルを複数用意できると良いかもしれません。

私の場合は資料を受け取ったら随時ファイルを用意していましたが、少し面倒でした。最初に2個ほど用意しておき、実際に行われる講義数+1個ほど用意しておけば困ることは無いと思います。

 

③筆記用具

ボールペン (必須)

シャープペン or 鉛筆 (必須)

消しゴム (持っておいた方が良い)

赤ペン (一応持っておくと役に立つときもあります)

ネームペン (資料をファイル分けして保管したい人用)

ノート (私は施設のメモ用紙で代用しました。)

 

これから紹介するリワークの内容ですが、ある県の障碍者職業センターでの支援内容となっております。

医療リワークや企業リワークとなると内容が異なって来るかもしれません。

支援機関は3ヶ月間で具体的な支援内容を紹介していきます。

 

・生活リズムの安定、作業耐久の向上

①簡易作業を行い日中の疲労度の確認、集中力や持続力の向上を図る。

②生活記録を作成、日々の体調や生活リズムを確認し、職場復帰に向けたリズムの安定を図っていく。

 

・復職後の再発防止

①ストレス対処講習において自身の考え方の特徴を振り返り適応的思考(ストレスを溜めない考え方)を学ぶ。

アサーション講習により自身のコミュニケーションの特徴を把握、気持ちを伝えるコミュニケーションの取り方を学ぶ。

③ライフキャリア講習を通し。休職に至った経緯や生活スタイルを見直し復職後の再発防止策を検討する。

 

・復職に向けた雇用管理情報の提供

①支援終了時に受講者と共に会社に職員が訪れ、リワーク支援の状況報告を行う。

尚、報告資料は受講者が作成してプレゼンをする。

 

正式利用の前に2週間ほど体験利用がありました。

ですので実質、3ヶ月と2週間のリワーク支援でした。

 まずリワーク支援を行う際、初めに行うことがあります。

復職までのステップアップ表の作成です。

復職と言う目的に対して、3ヶ月間でどの様に行動していくかの予定表を自身で作成します。

 

例えば、5月1日に入り8月31日に支援終了、9月1日から復職予定だとします。

~記入例~

・5月1日~5月10

夜は23時までには就寝する。

朝は7時に目覚まし2個以上で必ず起床する。

起床後は直ぐにカーテンを開ける。

出来たときには自分にご褒美をあげる。

 

上記の様な目標を立てます。

それに対しての実際の達成度を評価。

達成度評価は実際に行った自分の行動を記入するだけです。

 

~記入例~

5月2日に2度寝をしてしまったが、2度寝対策として布団の中でストレッチをすることで目を覚まし布団から出られるようになった。

しかし5月8日に起床できなかった。

2度寝対策を考える事が次週以降の課題だろう。

 

この様な表を作成して、目標→実行→評価、を自分でやっていき、問題点に対しての克服をどのように行っていくかを考える事を学びます。

大体1~2週間位で目標の更新して9月の復職に向けて自分の行動を計画。

リワーク支援をどのように利用して復職に至るかのシュミレーションをします。

難しいと感じますが、見本がありますので比較的楽に計画を立てる事が出来ますよ。

 

こんにちわ、アナザーです

運動してますか?実際に外に出て体を動かすのはハードルが高いですよね、私もそうでした。なので自宅で出来る運動を紹介しておきたいと思います。運動するのとしないのでは心の余裕が生まれる感じが格段に違いますので、運動はお勧めです。

精神科に行っても運動は良いと毎回言われますしね。体に無理の内容に運動をしてみてください。 

自宅で20分、人生が変わる運動習慣 BEAT

 

 

 次にストレス耐久チェック表の記入を行います。

これは毎週行う事ですが、各質問の項目に自分で点数をつけて自身のストレスに対する耐久性を把握する為のチェックシートです。

リワーク支援を通じてどの様に変化しているかのチェックにもなります。

この作業は質問に答えるだけなので正直に書いてくださいね。

 

リワークを受講するにあたって最初に行うことはこれくらいですね。

後は簡単な手続きでプログラムの参加となります。

次回はプログラム内容について紹介したいと思います。

受講内容ですが、

 

アサーション講習

・ストレス対処講習

・キャリア講習

 

この3講習がメインとなります。

後の時間は自習と言う形で行っていきました。

何か自分で課題を作りその課題をクリアしていく、、、

例えば、「今日は真っ白なパズルを完成させる」と言う目標を立てて半日を過ごし、その成果を最後にみんなの前で発表すると言った感じでした。

基本的には、講習→実習→評価→発表、この流れでリワークは進みます。

曜日によっては「フリートーク」「自律訓練法」「リラクゼーション」等のプログラムがあったりします。

私の行ったリワーク支援では、中間報告と最終報告を会社に提出する必要がありました。

報告書はリワークの自習時間で作成、会社で報告と言う流れでした。

報告資料も見本がありますので、見本の流れに沿って自分の状況を記入していけば完成されられます。

その辺りもリワークで説明があると思いますので安心してください。

 

最後に、私の行ったリワーク施設では一つだけ課題が出されました。

「リワーク期間中にリワーク施設内の本を読み、読書感想文を3冊分提出する事」でした。

これが思ったより大変でして、結局私は2冊分しか提出できませんでした。

それでも3ヶ月経てば職場復帰になりましたので、それほど気にする必要は無かったのかな?と思ってしまいます。

次回は各講習について少し紹介していきたいと思います。

 

 アナザーです。

再びすみません、そう言えば皆さん「年賀状」の季節が迫ってきましたが、用意は出来ていますか?早期割引もあり送料も無料なのでサクッと作れると思います。

 

リワークに対しての不安を少しでも取り除けたら幸いです。

解らない事だらけで、判断する事が怖いと思います。

私も不安ばかりで苦しんでいました。

そんな時期に行うリワーク支援プログラム。

怖いと思うのが当たり前でしょう。

そう感じてしまう自分を恥じないでくださいね。

うつ病」になってしまったのは自分のせいではありません。

恐怖や不安に押しつぶされそうになっているのも自分のせいではありません。

私達をここまで追い込んだ社会のせいだと考えてください。

日本の幸福度ランキングの順位を知っていますか?

2020年現在では62位となっています。

凶悪犯罪も世界とは比べて少ない、食べるものも豊富にある。

安全な食糧、水を確保しやすい環境にあるはずなのに、幸せを感じれない国。

それが日本です。

うつ病となる原因も幸福度ランキングが物語っているのではないでしょうか?

「誰誰が出来るから」「皆もやっているから」「俺が知ってるのに何で知らないの?」その様な考え方が非常に多いのが日本人です。

ある外国のスポーツ選手の方が言っていました。

「日本人は非常にドライだった」と。

現在の日本は他人にあまり興味が無いように感じます。

「助ける」と言う行動に魅力を感じない方が増えて来ている気がします。

高学歴の方になれば尚更、ルールに従い他人の傷はあまり考えない傾向にあると感じます。

ひょっとしたら他人に構っているほどの余裕がないのかもしれません。

仕事が、会社が、社会がその余裕を削り取ってしまっているのかも、、、

仕事内容の複雑化、賃金の低下、物価の上昇、心を削り取る要素は数え切れない程あります。

うつ病となり苦しんでいる人も、うつ病を情けない」と言う人も。

お互いに心が削れて余裕がないのかもしれませんね。

それでも生きていくのならば何かしらの行動をしなければなりません。

出来ればお互いに支え合って行きたいのですが、その行動ですら餌として奪い取る詐欺師も多くいる時代です。

幸福な国とは程遠いと感じます。

やたらと税金高いですしね。

一般の退職金が1800万程なのに、ある方の葬式に1億以上とか、本当に必要かな?

最近の行政の話を聞いているとフラストレーションしか溜まらないので、今は政治の話を遮断してしまっています。

大人として恥ずかしくも悲しい話です。

話がずれてしまいました、申し訳ありません。

 

私はいつでも皆さんを応援しています。

リワークを利用して無事に復職が出来るよう祈っています。

 

アナザーでした。

 

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