鬱と向き合う、時に仕事を辞める勇気も

実体験を元に鬱の人、支える人の注意点を伝えたいと思います。

退職と言う選択

今回の記事は退職に関してです。

退職後に感じた事について話してみたいと思います。

退職については、

  • 退職とは
  • 退職でやるべきこと
  • 話し合いがこじれたら
  • 退職代行について
  • 退職協議中にやること
  • 退職後にやる事

上記の事を少しずつ記事として私の体験談で伝えていきたいと思っています。

実際に起こった問題点や、解らなかったこと、退職代行を適用してみて等の話をして、今困っている人に少しでも力になれたらと思います。

今回は気持ちの変化を中心に伝えていきますので、宜しくお願いします。

 

退職前と退職後ですが、あまり変わらなかった気持ちもありますが180°反転した考え方も存在します。

では、どんな気持ちの変化が起こったのか?

一番の気持ち変化は、「余裕が生まれた」ですね。

退職する直前は全く考える余裕がなく、「もう嫌だ」「死にたい」と考える事が多かったですが、退職してからは「もう嫌だ」と言う気持ちは20%前後まで落ちました。

気持ちの変化は、退職した後に支えてくれる家族や友人の態度一つで変化しますので絶対にこうなるとは言えません。

私は会社に対しての「もう嫌だ」という気持ちは、かなり薄れました。

しかし、「死にたい」と言う気持ちはまだ持っています。退職後にはやる事が信じられない程ありました。恐らく通常の精神状態なら、会社との話し合いがスムーズにいったのなら、それ程悩む事も無かったでしょう。しかし、「自己都合退職」という形で、更には退職代行サービスを活用した私はどこからのサポートも受けられなくなったのです。

お陰で退職を決めた月、その翌月もやる事が多く「死にたい」と言う気持ちは強く存在しています。

うつ病」で物事を決められなくなった私にとって、「退職」と言う大きな出来事は耐えられるものではありません。「死にたい」と思っても仕方ない事なのではないでしょうか?

幸い、私には妻が居て何をやるべきか、どうすれば良いかを調べて纏めてくれました。お陰でまだ生きていられます。

自己都合退職をする方、退職代行サービスを利用しようとしている方、気を付けてください。

小難しい書類の記入やその後の行政との連携は「自分で全てやらなければいけないという事」を覚えておいてください。

すみません、話が逸れました。

 

こんにちわ、アナザーです。

この世界には様々なスキルを持つ人がいます、仕事で行き詰まったら誰か頼れそうな人を探して相談してみては如何でしょうか?とりあえず調べるだけでも行動れば抜け道の一つが見つかるかもしれません。大切なのは逃げ道を確保しつつ行動する事だと思います。↓

 

気持ちの変化ですが、退職をすると客観的に見る場面が出てきます。

私の場合、退職中に私に強く当たって来た相手の事を思う気持ちに変化が訪れました。

退職前「こいつは敵だ」と思っていた人が居ました。

課長、係長、勤労課、彼らがそうです。

どうしても業務が辛かった時、退職か続けるかについて話し合いました。

自殺に失敗して、どうしようもなくなった私は「もうどうにでもなれ」と行動して勤労課に願い出て話し合いの場を作ったのです。

課長は何一つ言葉を発しませんでした。

係長は自分の正当性だけを主張していました。

勤労課は私の自殺の経緯を、「移動方法は?どこに向かった?何時間かかった?1時間でどこまで行った?どの道をどうやって、どのように、、、」まるでドラマの事情聴取みたいに細かく聞いてくるのです。仕事の事など聞きません、ただ自殺しようとしていた道のりだけを詳しく、、、笑いながら。

正直全員「殺したい」と思いました。

 

ですが退職した今、「殺したい」と思っていた気持ちに変化が訪れました。

結局、彼等もいっぱいいっぱいだったんじゃないか?

そう思えるようになりました。

確かなきっかけ解りません、「殺したい」と思ってから数週間ほどして「もう退職するから関係ないな」と思えた事がきっかけなのかもしれません。

 

・課長=何もしゃべらず黙っていた

通常では接点は余りありません、なので下手な事は言えないと考えていた?

 

・係長=自分の弁解だけしていた

30後半で係長に就任したばかりの人でしたから、いきなり大きな問題を出したくなかった、部下と言っても只の他人だから護る必要も無いだろうと考えていたんじゃないかな?

 

こんな感じで少しずつ変わってきました。

要するに私と同じで仕事に追われる「可哀そうな人」だったんじゃないか?と考えるようになり、今では顔すら忘れてしまった位です。

その点では退職してよかったと思います。

ただ、笑いながら話していた勤労課の人だけは許せそうにありません。

どう考えても彼の気持ちが理解できなかったので、そういう人間なんだと割り切るしかありませんでした。

上記の事から、少しは楽になれるという事を伝えておきます。

退職して苦労するのは理解していると思いますが、無理に会社に残るという事もかなりリスクが高いと言えます。自分が壊れる前に何かしらの行動を起こす事が大事なのかもしれません。

これからも退職、うつ、その事については少しずつ記事にして行けたら思っています。

その内、お互いの悩みを打ち明けながら話し合えるような場が作れたら良いなと考えていますが、まだまだネットに触ったばかりなので時間が掛かりそうです。

悩んでいる方に、「一人じゃない」と伝えたいです。

今あなたが抱えている辛さは、私の経験した辛さより大きなものでしょう。

ですが、必ず抜け道はあります。

時間が掛かるかもしれませんが、私で良ければ相談に乗れるよう頑張っていきます。

どうぞ、よろしくお願いします。

 

また次回の記事も読んで下さると嬉しく思います。

 たまには、何もかも全て忘れて一人になるのも良いかもしれません。 

自分に必要な事は一体何でしょうか?

ゆっくりと考えてみてください。